当道場の特徴

当流のメリット・デメリット

【メリット】
とにかく愉しい
・当流は戦国の頃より伝わる武術をベースにしているので、技術の深みがあります。やればやるほど深まっていく面白みがあります。めっちゃおもろいです。

実際に使える武術が学べる
・型のみでなく実戦稽古も取り入れているため、形骸化しない武術が学べます。

礼儀作法、道徳が学べる
・当流はあいさつや互いに尊重する心、徳の習得も目的です。一緒に人間的に成長しましょう。

運動理論も同時に学べる
・骨盤の位置、体軸、効率的な歩き方、運動のベクトル、てこの原理、力の使い方等が学べます。

プチタイムスリップを感じられる
・上記のことから、動きは当時のものが伝わっているので、歴史やサムライが好きな方はより楽しめます。

【デメリット】
動きは派手ではない
・合理的な武術のため、殺陣のような華やかさはないので、映え重視の方は向いていないかも。

試合や競技はない
・武術は自分の修行なので、競争的なところはありません。その代わり自分のペースでできます。演武はあります。

専門(居合・柔術のみ)だけやるわけではない
・種目が限られていないので、これだけやりたいという人には不向きです。ペンでも戦えることを目指してます。

簡単ではない
・習得するのに時間はかかります。その分深める愉しさがあります。

人数が少ない
・スタートアップのため、少ないですがその分丁寧な指導ができます。今がチャンスです!

質問回答集

〇武道初心者ですが大丈夫ですか?
⇒他武道の「癖」がない分、一から成長できるため、むしろ早く上手くなるかも!

〇運動初めてですがやれますか?
⇒古武道の正しい骨盤の位置、体軸等運動初心者でもできるよう指導します!

〇他武道で上達しなかったですが・・・
⇒当流では量ではなく質にこだわります。そんな方こそ一度当流を体験してください!

〇古武道ってなんだかハードルが高そう
⇒気楽にお越しください。説明上手の動けるぽっちゃり師範が丁寧に対応します!笑

〇難しくついていけなさそう
⇒簡単ではないです。だからこそ面白いし、本人のレベルに合った指導をしていきます!

〇ガチで上手くなりたいのですが
⇒ガチ勢歓迎です笑。その人の目的に応じた指導をしますので、お聞かせください。

〇危険ではないですか
⇒一定のリスクはありますが、安全に配慮して怪我しない、させない指導をします!

〇女性や小柄な人でもでもできますか
⇒全く問題ありません。むしろ小柄であまり力のない方が向いている技もあります。

〇既にヒザが痛いし高齢なのですが
⇒武術は自分の修行です。ご自身のなりたい姿を応援して指導します!

〇子どもでも出来ますか
⇒現在は原則中学生以上を対象としています。お子様と見学希望は一度お問い合わせください。

さらに特徴を知りたい方へ

古武術の質×伝える能力×人徳教育

【古武術の質について】
 古武術は技術の世界であり、年数ではなくその質の高さが重要です。当流に入門される方には「適切なフィードバック」を行い、質の高い稽古を一緒に行っていきたいと考えています。
 また、当流では型と自由稽古を重視します。型稽古が大切なことは言うまでもないことですが、それに加え、型を分解し、自分の力で自由に組み立てられる力もまた同じくらい大切です。安全に配慮した上ですが、実戦を模した稽古を行うことで質の向上を図ります。

【伝える能力について】
 私が得意なことの一つに「伝える能力」があります。
 「伝える能力」「相手のことを考えること」「伝わらなければ意味がない」「承認のメッセージを伝える」ということです。
 ここでそれぞれを詳細に説明はしませんが、こういったコミュニケーションの要諦を心得ていることが、私の強味になります。
 また、これは武術にも通じます。武術は必ず相手がいます。倒すべき相手と、守るべき自分がいるから武術として成立するのです。
 つまり、武術は「究極のコミュニケーション術」であるとも言えます。
 普段から「伝える能力」を磨いているからこそ、どうすれば伝わらないか、どうすればいち早く察知できるかなどに考えが及びます。この「究極のコミュニケーション術」も指導の内容として含んでおりますので、共感できる方と一緒に稽古をしたいと考えています。

【人徳教育について】
 当流は技術のみならず、道徳の習得も行います。
 しかし、徳の修行はあいまいになりがちで、目指すべき人間像や指針がなければ自分だけで向上させていくことは難しいです。
 そこで当流では孫子の兵法から引用し、将(リーダーとなる人)に必要な五つの徳の習得及び五危を避けることを指導の指針としています。五徳とは信、勇、仁、智、厳の五つの徳であり、五危とは廉潔、必死、愛民、必生、忿速の五つの避けるべき事柄です。
 五徳の内、信とは誠実さ、言行一致していること。勇とは勇気、物事に恐れないこと。仁とは優しさ、思いやりがあること。智とは鋭敏であり分別のあること。厳とは信賞必罰、威厳があることだと考えています。
 五危の内、廉潔とはプライドが高く、小事にこだわり大事を見誤ること。必死とは思慮が浅く、後先考えずに行動してしまうこと。愛民とは優しいだけで、他人に支配されたり、甘やかしたりしてしまうこと。必生とは自己保身ばかりして、責任転嫁するようなこと。忿速とは、他人のささいなミスなどに不必要に怒ったり、不機嫌さを周りに感じさせることだと考えています。
 当流ではこの五徳と五危を評価する制度を設けています。修行の道に完成はないため、人間として成長するためには、「適切なフィードバック」が必要です。もちろんこの五徳と五危の会得は私自身も例外ではありません。
 当流を学んだ人には「最恐、最悪」ではなく「最強、最善」を目指し、世界の中で活躍する人物になって欲しいと考えています。